今天给大家介绍一个日本留学申请中比较罕见的特殊专业---日本画修复专攻。
前来咨询的学生是在国内非艺术类院校学习中国画修复,考虑到国内的考研压力过大,所以打算申请国外的古画修复,目前了解到的情况是日本大学开设的日本画修复专业,从专业设置、课程内容的匹配度等方面考虑是比较适合学生的留学需求的。
首先给大家简单说一下日本几个重要的艺术类院校的团体:
日本顶级美术大学的御三家:
东京艺术大学
武藏野美术大学
多摩美术大学
东京五美大(私立):
多摩美术大学
武藏野美术大学
东京造形大学
女子美术大学
日本大学艺术学部
五芸大(国公立):
東京藝術大学
金沢美術工芸大学
京都市立芸術大学
沖縄県立芸術大学
爱知县立艺术大学
关西四大美院:
京都精华大学
京都造形艺术大学
成安造形大学
大阪艺术大学
了解到学生对学校、专业的要求后,就开始了具体的查校,前后为学生查了22所日本可能开设了此专业的艺术类院校,最终确定了三所大学和一所专门学校。
东京艺术大学 美术研究科 绘画 日本画修复
东艺保存修复专业主要分:日本画、油画、雕刻、工艺、建筑五大专业和另外还有保存科学专业。除油画外主要研究修复东亚的文化财为主(修士专业主要修复学校藏品和老师的藏品、建筑修复以实地考察体验为主、毕业时是交某建筑的修复计划报告、其他专业毕业除修复作品外还要交复原摹画/摹刻/摹做),其中日本画人最多竞争也最为激烈。
京都市立艺术大学 保存修复专攻
大学院设有硕士课程:美术研究科(绘画专攻、雕刻专攻、设计专攻、工艺专攻、艺术学专攻、保存修复专攻
爱知县立艺术大学
开设了保存修复系-文化财保护修复研究所;美术研究科-日本画领域-开设了保存修复课程
东洋美术学校 保存修复科 (4年制专门学校)
保存修復科 | 学校法人専門学校 東洋美術学校 https://www.to-bi.ac.jp/course/hs/
下面是关于三所大学的具体专业介绍:
一、东京艺术大学
東京藝術大学 | 大学院美術研究科 | 専攻と研究分野・研究領域 https://www.geidai.ac.jp/department/gs_fine_art/independent_course
東京藝術大学大学院 文化財保存学専攻 https://www.geidai.ac.jp/labs/hozon/
TUA 保存修復日本画研究室/修士/概要 https://www.geidai.ac.jp/labs/hozonnihonga/master/master_outline.html
修士課程では、剥落や変色・退色をそのまま写す「現状模写」を行います。その対象は、仏画、物語絵、水墨画、肉筆浮世絵など様々で、模写を行いながら、使われている絵具や基底材、技法などについて探求します。
古典絵画を間近で熟覧することは、絵描きや修復者を志す学生にとって、素材や技法、図様に関して多くの示唆を得る絶好の機会となります。さらに、描かれた時代背景や、絵に隠された当時の絵師たちの試みを解読する醍醐味もあります。
二、爱知县立艺术大学
美術学部日本画専攻 | 美術研究科日本画領域 ≪ 愛知県立芸術大学 http://japan-paint.aichi-fam-u.ac.jp/
-専攻概要-
日本画における絵画表現は千数百年前から連綿と積み重ねられている伝統的なものです。日本画は、鉱石を砕いて作った岩絵具という粒子の粗い絵具を、接着剤である膠(にかわ)と混ぜて画面に描いていく、日本で千数百年続いてきた絵画表現です。岩絵具の持つ輝きに魅了された学生が日々制作活動に励んでいます。
日本画専攻の特色のひとつは、個人指導に重点を置いた少人数教育にあります。4学年の学生合計40名に対して、専任教員6名、非常勤講師約30名が指導にあたっており、1対1の個人指導を基本としています。
大学院は博士前期課程と称されており、2年間の過程で修士を取得する事を目的としています。
大きな特徴として第1研究室・第2研究室・第3研究室と3種類の授業工程が組まれており、第1研究室は学生の発想を自由に生かした課題、第3研究室は模写・保存修復・作品保存知識などの専門知識に明るい講師を招待しての聴講や実技が主体、そして第2研究室は第1研究室と第3研究室の課題をおおよそ半々織り交ぜた内容となっています。大学院1年ではそれぞれの道にあるプロとしてのあり方を徹底的に覚えるカリキュラムとなっています。
大学院2年生は学生が「大学」という領域から飛び立ち、社会の中で「作家」として活動するための基盤を育む事を目的としています。
第1研究室・第2研究室は作品号数に対して短期間の作品締め切りを設け、より高いレベルの集中力を養い完成度の高い作品を常に作れる学生を育てるためのカリキュラムとなっています。第3研究室は今まで与えられた課題の中で一番の大型作品を扱う学生が多く、1年間の時間を掛けて模写原本作品の研究・作品保存知識・作品に合わせての装丁を行います。
どちらも非常に高度な知識と技術を要し、学生の修了作品がより深いものになるように時期に応じて実技指導の招待講師・豊富な聴講指導を設けています。そして例年2月下旬頃に外部展示スペースにて「卒業・修了作品展」を行う事で「作家としての展示」がどうなされるべきかを次世代を担う学生に考えてもらう機会としています。
三、京都造型艺术大学
美術工芸領域|大学院の構成|大学院|京都造形芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/graduate/configuration/modeling/
本領域では、京都を拠点とする芸術大学であるという特色を存分に生かしながら、文献史学・考古学・文化財科学など各方面から歴史遺産の調査・研究に取り組むことで、従来にない研究成果を導き出してきています。文化財の保存・修復・継承・活用に携わるプロフェッショナルをはじめ、歴史を独自の観点で捉え、新たな価値を生み出す人材を輩出していきます。
領域の特長
本物を求めて人が集う、京都でのフィールドワーク
公家や武家、町衆の文化が融合し、長い歴史を有する京都。他地域にはみられない文化の蓄積と多様性を持つこの地で、実地調査と実体験を重ねながら研究を深めることができます。本領域では、東洋書画、古文書、古写真、民俗文化財、漆工芸品、考古遺物などの文化財保存修復に取り組むほか、史跡の調査や保存整備・活用にも積極的に取り組みます。
世界や社会とつながる、日本庭園・歴史遺産研究センター
大学付置研究機関「日本庭園・歴史遺産研究センター」は、本領域とも密接に連携しながら、専門的かつ国際的な調査研究を展開しています。日本庭園を学ぶ人を世界から募り専門研修を実施。学生もそこに参加して自国への理解を深め、国際感覚を磨きます。また、文化財の保存修復事業を推進しており、実際の仕事にプロジェクトとして学生が参加。文化財修復のプロを養成する役割も担っています。