ひろいものの
むかし、むかし、ひとつお紡があって才賓さんと弌筆さんが廖んでいました。
ある晩のこと。
才賓さんはRにのって、すこしとおくの社へ、おUをよみにでかけました。
そのとき弌筆さんは、あるいてついていきました。すると、祇のうえに、さいふがおちていました。ずいぶんおかねのはいっていそうなさいふです。
仝あ、いいもの、みつけた。々
弌筆さんは、よろこんで、ひろいかけました。
それをみて、Rのうえから、才賓さんがしかりました。
仝弌筆、弌筆、ひろっちゃいかん。ほとけさまにつかえる繁gは、そういう麗をみても、みないふりをしていなければいけない。祇におちてるさいふをひろうなんて、いちばんわるいことだぞ。々
弌筆さんは、すなおに、
仝は!!い。々とこたえましたが、炉しくてたまらないので、うしろをみいみい、あるいていきました。
そのうちに、つよいLがふいてきました。
才賓さんのずきん遊渚が、フワ`ッととんで、祇のうえにおちました。
でも、弌筆さんは、麗をみてもみないふりをしろといわれたものですから、岑らんをしておりました。
やがて、おUをよむ社につきました。
才賓さんは、やっと、ずきんがなくなったのに櫃ついて。
仝弌筆、弌筆。わしのずきんを岑らないか。々とききました。
仝はい、岑っていますよ。Lにふきとばされて、祇におっこちたんです。だけど、才賓さんが、麗をみてもみないふりをしろとおっしゃったので、わざとだまっていました。々
才賓さんは、たいへんおこって、また、しかりつけました。
仝ばかっ、みてもみないふりをしろといったのは、はじめから祇におちている麗のことだ。わしがRにのってるときRからおちるものは、みんなわしのものだ。それは、なんでも、ひろわなくちゃいけない。々弌筆さんは、また、すなおに、仝よくわかりました。こんどっから、きをつけます。々
といったので、才賓さんも、きげんをなおしました。
おUがすむと、おみやげなどをもらって、かえりみち┨虱升につきました。
才賓さんは、やっぱり、パカパカとRにのっていきます。弌筆さんは、やっぱり、テクテクとあるいていきます。
でも、こんどは、弌筆さん、櫃櫃任呂△蠅泙擦鵝おみやげがおっこちないか、才賓さんのぞうり┣殪課堕がおっこちないかと、しんぱいしいしい、あるいていきました。そいしたら、Rが、フン┠爍挺をひりだしました。
仝あれ、あれ、たいへん。Rから、麗がおっこちる。々
弌筆さんは、あわてて、あたまにかむっていたすげがさをとると、そのなかに、Rのフンを、すっかりうけました。
そして、I返で、たかくさしあげて、
仝才賓さま、才賓さま。いま、こんなにたくさんRからおちてきました。これも、みんな、才賓さまのものでございます。々と寄きな蕗でいいました。
廣1、ひろっちゃいかん=ひろってはいけない。吭房頁^音嬬腫 ̄