2004年同等学力人员申硕日语真题(4)

新浪教育 /2010-03-09

  Aラジオをつけよう

  Bラジオを消そう

  Cラジオの音っを大きくしよう

  Dラジオに電池を入れよう

  69、「ただの箱だ」とあるが、それはどういう意味なのか。

  A電気を使わなくてすむ         Bお金を使わなくてすむ

  C他人の迷惑になる           D何の役にも立たなくなる

  70、この文章のまとめとして、次のどれが適当なのか。

  A地震の時は、火事や停電が発生しやすいから、注意すべきだ。

  B地震の時は、詳しい情報が早く得られるので、ラジオを生かしたいものだ。

  C地震の時は、停電してテレビが見られなくなったら、仕方がないので、ラジオを聞く。

  D地震の時は、ラジオより映像のあるテレビを見たほうがいい。
  文章Ⅲ

  程よく空いた電車の中で、暖かい日差しを浴びながら、(71)五、六歳の男の子が、しきりに隣に座った母親に話しかけている。「厚木って、かあさん、みなん厚着してるからだよね。」母親は当惑気味に微笑んでいるだけだ。空いているので、男の子の声は、車内の隅々にまで聞こえてしまう。(72)この子は変わった単語を知っているものだ。もしかして家には年寄りもいて、厚着がいいとか悪いとかよく話題になるのだろう、などと思う。

  電車が次の駅につくと、今度は「エビナって、かあさん、エビがたくさん取れるんだよね。」母親の返事がないものだから、「じゃないかな?エビが無いから、海老名なのかな。」こんな小田急線の地名解釈につくり込まれているうちに、(73)私はもう降りなければならなかった。この子は何と頭のいい子なんだろうと思いながら。いや、頭のいいのはこの子にかぎらない。この年頃に子供たちは、大人が永遠に失ってしまった、言葉の獲得にとっての、あの黄金時代のさなかにいるのだ。言葉はまだ響きの中に生きていて、子どもはその響きと対決し、自分なりに解釈し、秩序付けようとして、必死でもがいているのだ。(74)そんなとき、大人は決して、文字や書物の「注1」さかしらな知識を、「注2」振りかざして、子どもの実験をからかってはならない。大人の知識は、自らの経験を超えた他力によるものだが、子どもの解釈は、ひたすら自力で挑んだ作品である。(75)

  「注1」さかしら:自以为是

  「注2」振りかざす:大肆标榜(自己的)主张

  問題:

  71、「五、六歳の男の子が、しきりに隣に座った母親に話しかけている」とあるが、男の子は何について言っているのか。

  A家にいる祖父母の話    B覚えたばかりの言葉

  C駅名の意味の解釈     D思いつたこと

  72、(   )に入れる言葉として、次のどれが適当なのか。

  Aそのうえ   Bそれなのに   Cそういえば   Dそれにしても

  73、「私はもう降りなければならなかった」とあるが、そのときの筆者の気持ちは次のどれか。

  Aもっと男の子話が聞きたいという残念な気持ち

  Bうるさい車内から逃げたいという気持ち

  C母親が子供に注意したいという思いやりのある気持ち

  74、「そんなとき」とは、どんなときなのか。

  A、電車の中で突然子供が自分の考えを述べたとき

  B、子供が自分の力で理解しようとしているとき

  C、子供がいる電車がら降りるとき

  D、子供に話しかけられたとき

  75、筆者が一番言いたいことは何か。

  A、母親は子供が興味深いことを言ったとき、何も言わないほうがよい


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